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一木 律子 ICHIKI RITSUKO

INTRODUCTION

白竹を使い、籠を中心とした暮らしに密着した竹細工を製作しています。現在はstudio 竹楓舎で大谷健一先生の制作に参加したり、個人で活動している「福籠」で作品を制作したり、大分市アートプラザ「竹工芸教室」の講師を努めたりと多忙な日々を送っています。オーダーを受けての制作や、展示会などのテーマに沿った制作のほか、公募展にも応募し作品づくりを行っています。

BIOGRAPHY

2009年
大分県立竹工芸訓練支援センター入校
2010〜2014年
別府市竹細工伝統産業会館『竹の教室』受講
2015年
工房『福籠〜fukurou〜』として制作開始
2016年
『studio竹楓舎』主宰 大谷健一氏に師事
2024年
伝統工芸士に認定
数々の作品展で受賞 大分市アートプラザ「竹工芸教室」講師

一木 律子 ICHIKI RITSUKO

所属・屋号など
福籠
竹楓舎
公式サイト
https://www.instagram.com/ritsuko.ichiki/

MESSAGE 竹は精神安定剤。集中して無になります

大分市から別府へ引っ越し、はじめて別府竹細工に触れて興味を持ちました。周囲から反対されながらも、訓練校に入学。「竹は精神安定剤、触っているだけで落ち着きます。集中して無になれるんですよ。うまくいかないと悶々としますけど」と笑う一木さん。

「竹は知るほどに勉強になります。巨匠の作品を見ると『竹でこんな表現ができるんだ!』と驚いたり憧れたり。基礎ができていないと、崩せないし、遊べないのが竹です」と話します。「以前は別府竹細工を知ってもらいたい、布教したい気持ちが強かったんです。今は別府竹細工を守りたい、後世に残したいとの思いが出てきました。竹材問題にしても、時間にしても、余裕がないことが多いので…もう少しゆとりを持って作っていきたいですね」と語りました。

作品紹介 WORK

  • かご

  • 工芸品

  • 花籠

  • かごバッグ

  • かごバッグ

※掲載は作品の一部です。